学校の力を感じるということ

2024年9月4日水曜日

2024年9月 学校生活

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 2学期が始まって2週目の学校の様子です。

 1年生は図工で「ぱくぱっくん」を作っていました。


 「ぱくぱっくん」は、紙コップの底を残して縦に半分に切り、底で半分に折って折り目を口、上半分を顔、下半分を体とした人形です。

 マジックで色を塗ったりすずらんテープで飾りをつけたりして自分好みの「ぱくぱっくん」を作っていました。誰一人同じ作品はありません。自分だけの「ぱくぱっくん」でした。


 3年生は社会科の学習で、スーパーマーケットの人に質問したいことを考えていました。売られている商品のことやどんな仕事をしているかなど、日頃買い物に行ったときに見たり経験したりしたことを思い出して発表していました。家の人や担任の先生の特徴的な買い物の仕方などのユーモアも交えながらみんなで質問を考えていました。

 6年生は、鶴を折っていました。平和学習の中の取り組みで、修学旅行に持っていく千羽鶴を学校全員で作るにあたって、折り方を下の学年に教える練習をしていました。どうすれば折り方をわかりやすく伝えられるか、ペアでアイデアを出したり実施に教えてみたりしながら考えていました。みんな真剣に取り組んでいました。頼もしいです。


 昼休みにはソロコンサートもありました。各クラスにチラシを配ってお知らせしたところ、いろいろな学年の子どもや先生方がたくさん集まりました。

 1曲を歌い、最後は大きな拍手に手を振って応えていました。このときばかりは教室が小さなコンサート会場でした。
 1人の子が立てた企画を担任に相談したことから始まったソロコンサート。本人がやってみたいと思ったことを実現できたこと。担任が相談に乗り、企画が実現できるように寄り添ったこと。チラシを見て会場に多くの人が集まってコンサートを成功につなげたこと。そのすべてが集まってできた空間でした。これは、学校だからこそできることであり、それを辰市小学校でできたことを嬉しく思いました。

 授業中も休み時間も辰市小学校の子どもの力、教職員の力、学校の力を感じることができた1日でした。


このブログでは、辰市小学校の学校の様子をお送りします。

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