基本的人権について考える

2024年11月22日金曜日

2024年11月 なかまの日

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 なかまの日の活動で、基本的人権の大切さについて考える学習に取り組みました。

 授業のはじめに放送で、井上ひさしさんの「子どもに伝える日本国憲法」から「はじめに」を紹介し、基本的人権が尊重されることの大切さを話し合う時間であることを伝えました。

 その後、各クラスで「おりとライオン」を担任から読み聞かせました。とても大きくて素敵な木にうさぎが家を建てます。他の動物もその木を気に入って自分の家を建てます。たくさんの動物の家が木の上にできたのですが、同じ木で暮らしてみるとこまったことが起きます。困ってどうしようか、と考えるところまでで1〜4年はストップです。




 5・6年生はこの続きがあります。困った動物たちは、仕切り役が必要だと強くて頼りになるライオンにみんながケンカをしないで暮らせるようにお願いをします。ライオンはきまりを作ってもめ事を解決するのですが、そのうち自分が偉くなったように思い、好きなように振る舞います。周りの動物もおかしいと思いますが何も言えません。どんどん自分勝手になっていくライオンと、どんどん困っていく動物たち。というところでストップでした。


 お話を聞いた後、1・2年ではみんなが安心して生活すること、3・4年ではルールや決まりの意義、5・6年では他人の権利を理解、尊重した上で自分の権利を正しく主張することについてそれぞれ話し合いました。






 学年によって扱う内容に差はありますが、だれもが幸せに暮らしていくための権利を持っていること、その権利は誰にも侵されないこと、そしてすべての人が幸せに暮らすために話し合いことや歩み寄ることが大切であることを学習しました。最後に話し合ったことや考えたことをまとめて昇降口に掲示しました。




 辰市小学校の子どもたちが考えた基本的人権がここにあります。


このブログでは、辰市小学校の学校の様子をお送りします。

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