3年生の保健の時間に「体のせいけつとけんこう」の学習をしました。「なぜ、体をせいけつにするの?」をきっかけに授業が始まりました。
体を清潔にするためにどんなことをするか出し合った後、手洗い実験をしました。水だけで手洗いと石鹸で手洗いとの違いを確かめます。まず、洗い残し発見クリームを塗ります。
次に、水だけで手洗いをして、ブラックライトを当てます。その後、石鹸で手洗いをして同じようにします。それぞれ、5秒、15秒、30秒、60秒と時間も変えます。
白く残ったところが洗い残しの部分です。
白くなった部分を手が描かれた画用紙に色付けした後、黒板に貼って結果を確認します。石鹸をつけてていねいに洗わないと汚れが落ちないことがわかりました。
その後、手や体を洗う理由や下着や衣服を毎日交換する理由を考えて、意見を交流しました。体を清潔にすることが感染症を予防することや気持ち良いと感じて毎日を過ごすことになり、それが健康な生活につながることがわかりました。
今回の授業は養護の先生が行いました。普段は体重測定の後などに体とこころの健康について短い時間の保健指導を行っています。勝手が違うところもあったようですが、専門性を生かして子どもといっしょに健康について考える授業でした。