見えなくなった金属はどこへ?

2025年10月2日木曜日

2025年10月 6年生

t f B! P L

 6年生の理科の「水よう液の性質」の学習で、塩酸に鉄やアルミニウムを入れて溶けて見えなくなったものはどうなったかを確かめる実験に取り組んでいました。


 塩酸に鉄を溶かしたもの(A)と塩酸にアルミニウムを溶かしたもの(C)を蒸発させて溶けたものを確かめる実験です。

 水溶液の上澄みをピペットで取り出し、蒸発皿に入れて実験用コンロで加熱します。蒸発皿の水溶液が蒸発し切る前に火を止めて、残ったものを確認します。




 左がA、右がCを加熱したものです。

 どちらも粉のようなものが残りました。実験の結果から、溶けたものは見えなくなったけれど水溶液の中に残っているということがわかりました。
 ここでこの時間が終わったのですが、次の時間には子どもたちから「この粉はなんだろう」の声が上がり、様々な予想やその検証方法が出されたとのこと。子どもの疑問が次の学習につながる。理科の醍醐味です。
 この粉の正体、突き止められるといいですね。




このブログでは、辰市小学校の学校の様子をお送りします。

このブログを検索