1年生が地域の方の田んぼにいって脱穀をさせていただきました。田んぼの近くに行くと、稲刈りを終えてはさがけをされた稲がたくさん連なっています。
まずは、精米されたお米と精米する前の玄米を見比べます。地域の方にそれぞれを手に乗せていただきました。見た目の違いに驚いていました。
次は、玄米の前のもみがついた状態のものを見せていただきました。子どもの中には、精米機を見たことがある子もいて、「どのお米をいれているのかな」とつぶやいていました。
いよいよ脱穀の体験です。袋をセットしていただき、さあスタート!
脱穀し終わったわらがどんどん出てきます。
全員が脱穀の体験をし終わると、できたわらを保管するために大きな束にして縛る作業を見せていただきました。
数本のわらの束を2つ作り、それを結んで長めのわらの紐を作ります。わらの紐の上に脱穀し終わったわらを10束程度乗せて縛ります。この作業は大変力のいる作業で、毎年たくさんのわらを縛っているうちに親指が曲がらなくなったそうです。
最初は機械の故障で、後日になりそうだったのですが、機械を修理してくださり、無事に脱穀を体験できました。稲についたお米がどうやって白いお米になるのか、ということを知ることができたと思います。
今日、体験させていただいた方は、稲をはさがけにして自然に乾燥させていらっしゃいました。理由を尋ねると、味がぜんぜん違うからとのことでした。大変な作業もあるのですが、美味しいお米を作るために続けていただきたいと思いました。