大きなケガをした子がいたら(職員研修)

2023年7月26日水曜日

2023年7月 職員研修

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  夏休みに入って、子どもの声が聞こえない少し寂しい学校ですが、その時間を活用して校内で子どもが大きなケガをしたときの対応についてロールプレイをする研修を行いました。想定は「3年生男児が教室内で走り回って転倒し、机の角に頭をぶつけた。出血しているが、意識はある」という内容でした。

 まずは、役割の確認です。役割ごとに名札をつけます。


 担任は、ケガをした児童の様子を確認しながら内線電話で職員室に、他の児童に頼んで隣のクラスの担任に連絡をしてもらいます。職員が集まってきたら、ケガをした児童の対応を一番にしつつ、現場の記録、他の児童への指導などの役割分担を職員に依頼し、それぞれ対応します。


 職員室で連絡を受けた職員は、緊急時救急セットを持って教室に駆けつけて、ケガの手当等の対応を行います。管理職も現場に駆けつけ、救急車の要請や保護者連絡等の対応について指示をします。今回は、救急車の要請と保護者への連絡を行う訓練もしました。



 本校では、訓練のような事態が起こった時に誰でも対応できるよう、各教室にアクションカードを置いています。カードには役割とすべきことが書かれていて、訓練のような状況になっても冷静に対応できるように工夫されています。
 学校では日頃から安全に学校生活を送るための指導をしていますが、それでも何かが起こるものです。その時に子どもの命を守ることができるよう、職員みんなが意識を高く持つことの大切さを改めて感じる研修でした。

このブログでは、辰市小学校の学校の様子をお送りします。

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